男性が女性より10歳以上年齢が上の「年の差カップル」にあこがれる男性は多いことでしょう。
芸能人でも、男性が20以上年下の女性と付き合うと話題を集めます。
「自分も年下の女性と付き合いたい」と考え、出会いを求めている方もいるでしょう。
しかし、年の差カップルは同年代のカップルにはない注意点があります。
この記事では、年の差カップルがうまくいかなくなる事例や、うまくいくためのコツを詳しく解説します。

年の差カップルのメリット・デメリット

 

はじめに、年の差カップルのメリット・デメリットそして注意点などを解説します。
同年代のカップルとどのような違いがあるのでしょうか？

年の差カップルのメリット3つ

男性が女性より10以上年上のカップルには、以下の3つのメリットがあります。

• 包容力
• 経済力
• 経験の豊富さ

同年代の男性と女性を比べた場合、女性の方が精神的な成熟度が高い傾向があります。
そのため、2人きりになると女性に甘えがちな男性も多いことでしょう。
また、頼りにしてほしいという気持ちが空回りして、女性に対して粗暴なふるまいをしてしまう男性もいます。
男性が大幅に年上だと、経験豊富な分、ちょっとやそっとのことでは動じません。
女性が多少わがままなことをいっても広い心で受け入れてくれるでしょう。
そして、なんといっても経済力が段違いです。
共働きが当たり前となり、男性顔負けに稼ぐ女性も珍しくありません。
しかし、男性はやはり女性の前ではいいところを見せたいものですし、女性は経済力のある男性に惹かれます。
女性がハイクラスの職業についていても、経済力のある年上男性なら十分に釣り合うでしょう。
このほか、経験豊富だと女性に対していろいろなアドバイスができます。
20代の女性は人生の選択に迷いがちなものです。
40代男性がこれまでの経験からアドバイスをしてあげれば、女性は「なんて頼りがいがある人」と愛情を深めてくれます。

年の差カップルのデメリット3つと注意点

しかし、年の差カップルには以下のようなデメリットもあります。

• ジェネレーションギャップを感じやすい
• 恋人として楽しめる時間が短い
• 幻滅すると気持ちがさめやすい

今の20代～40代は、価値観が５～10年単位で激変していく中で生きてきました。
ですから、40代の男性の常識が20代の女性には通じないこともあります。
特に「女性はこうすべき」という考え方は、今ではセクハラやパワハラに思われることもあるでしょう。
また、40代男性が結婚を考えている場合、少し付き合ったらすぐに結婚の話が出やすくなることもあります。
女性が結婚を前提としたお付き合いをしてくれるならいいのですが、「まだ遊びたい」と考える20代前半の女性だと、あっという間にうまくいかなくなることもあるでしょう。
このほか、年上の男性に若い女性は過大な期待を寄せています。
人はだれしも得意・不得意があります。
苦手なところを見せると、あっという間に幻滅されてしまうこともあるでしょう。

年の差カップルが長続きするコツとは？

せっかくカップルになったのですから、末永く幸せなお付き合いをしたいものです。
ここでは、年の差カップルがうまくいくコツを紹介します。

相手に過剰な期待を抱かない

「年上なんだからこうしてくれるはず」「若いんだから、このくらい平気なはず」と相手を年齢だけで見て、過剰な期待を抱いてはいけません。
年上でもできないことはありますし、年下だからといって年上になんでも従う義務はないのです。
年上だから、年下だからと相手を年齢だけでみずに、人柄をみましょう。

対等な立場で接する

年下といっても、相手は立派な大人です。
子ども扱いばかりしていると、いくら魅力的な男性でも相手は幻滅してしまいます。
年下の女性ではなく、「自分の恋人」として対等な立場で接しましょう。
それに、いつもは対等な立場で接してくれるのに、いざとなったら「自分は年上だからこのくらい」と意地を見せてくれると、女性はグッときますよ。

コンプレックスを抱かない

原罪社会において、「若い」ということは一つの大きな価値です。
自分が年上ということで、コンプレックスを抱く男性も多いでしょう。
たとえば、恋人が同年代の男性同僚と親しくしただけで、「どうせ若い男の方がいいんだ」と拗ねてしまえば、幻滅されてしまいます。
相手の女性は、同年代の男性にはない魅力を感じて年上の男性を選んだのです。
そのことに、自信を持ってください。

まとめ

今回は、年の差カップルのメリット・デメリットや長続きするコツなどを紹介しました。
年の差カップルは、何かと注目を集めやすい分、ときに周りからの声がうるさいこともあるでしょう。
しかし、自分たちが幸せならそれでいいのです。
「年齢差」だけに注目せず、趣味や嗜好など相手と気が合うところを見つけてそこに注目していきましょう。
また、結婚を考えるなら早めの話し合いが重要です。