デートクラブや交際クラブで若い女性とデートをする機会が増えると、「少しでも若く見せたい」と思う方もいるでしょう。今は年を重ねてもおしゃれな男性が増え、ネットや雑誌でも男性のファッション特集も盛んに組まれるようになっています。その一方で、無理な若作りをして「いけてる」気になっている男性も多いのです。今回は、陰で女性に笑われてしまう「勘違い若作り」にならないためのポイントを4つ紹介します。

ポイント1　20代と同じファッションをしない

年より若く見えたり若いときと体型が変わってなかったりしても、年代によって似合う服は変化していきます。30代後半を超えた男性が、20代と同じファッションをしても見る人が感じるのは「違和感」や「痛々(いたいた)しさ」です。「年相応」という言葉があるように、年によって似合うファッションや色合いは変わってきます。若さを演出するために、20代と同じ格好をする必要はありません。年齢に応じた格好をしましょう。逆に考えれば、20代の若者は30代以降の年代向けのデザインや色合いの服は似合いません。自分の年にあったデザインや色合いの服を格好良く着こなすのが、一番おしゃれなのです。「自分で似合う服がよく分からない」という場合は、30代以降向けの服を販売しているショップなどで、アドバイスをしてもらうのもおすすめです。

ポイント2　ワイルドを目指さない

無精ひげや乱れた髪など、「ワイルドさ」は男性だけが醸し出せる魅力です。しかし、無精髭や中途半端に伸ばした髪などは、よほど手入れをよくしていないと清潔感がなくなってしまいます。そして、30代後半になるといくら手入れをしても20代のころのような状態の髪や髭を維持するのが難しくなってくるのです。かといって手入れを怠ると、無精髭や中途半端に伸ばした髪は「ワイルドさ」ではなく、「くたびれた感じ」や「不潔感」をかもしだしてしまいます。ある程度の年齢になったら、ワイルドさを卒業して清潔感を大切にしましょう。きれいに整えられた髭や髪は年齢を重ねても美しく見えるはずです。また、白髪を目立たせないようにと、明るすぎる茶髪や金髪に染めるのはやめましょう。ある程度の年齢になってからの金髪や茶髪はアウトローな雰囲気になりすぎ、引かれやすくなります。また、こまめに染め直さないと黒髪と白髪が金髪や茶髪に交じって見苦しくなります。

ポイント3　流行のネットスラングなどを無理に使わない。

Twitterやインストグラム内で流行している言い回しや言葉を「ネットスラング」と言います。若い人ほどネットスラングを好む傾向にあり、実際に使っている人も多いことでしょう。「自分は年齢よりも若い」と思っている男性の中には、好んでネットスラングを使おうとする人もいます。しかし、あまりネットスラングを多用すると、軽薄さばかりが目立ってしまうでしょう。若い女性が年上の男性に求めるのは、年齢相応の落ち着きです。若いことをアピールしようとことさら若い男性が好むような話題を振ったり、ネットスラングを会話の中にちりばめたりするのは逆効果でしかありません。

ポイント4　無駄に筋肉をアピールしない

年齢を重ねても魅力的な男性は、適度に身体を鍛えてスタイルを維持している方が多いでしょう。しかし、身体を鍛えてスタイルを維持していることが自慢でも、無駄に肉体をアピールするのは逆効果です。特に、ムキムキになった筋肉をアピールされても、反応に困るという女性が大半でしょう。筋肉が大好きという女性以外は、男性の筋肉にそれほど興味はないのです。また、筋肉をアピールするためにタンクトップやノンスリーブのジャケットなどを着てしまうと、アウトロー感ばかりが際立ち、引かれてしまいます。また、そのような男性は話題もウエイトトレーニングのことなどに偏りがちなので、若い女性が辟易しがちです。

若い男性には醸し出せない魅力を身につけることが重要

男性の魅力は年齢と共に変わっていきます。若い男性こそ似合うファッションや態度は、いくら30代以降の男性が真似してもいたいたしいだけです。年齢を重ねた男性しか似合わない洗練されたファッションや落ち着いた態度こそ、大人の男性が身につけたいものです。デートクラブや交際クラブで若い女性と知り合う機会が増えると、ジェンダーギャップに驚くこともあるでしょう。でも、そこで慌ててはいけません。女性が自分に何を求めているのかしっかりと見極めることが大切です。そして、若い頃には似合わなかったファッションをお金と時間をかけていろいろと試してみましょう。今は、大人の男性向けのファッション雑誌も増えてきました。百貨店に入っている紳士服売り場などでもアドバイスをもらえます。また、持ち物にも気を配りましょう。20代の頃より数千円～1万円ほど値段が高いものを持つことが大切です。そして、年を重ねた自分に自信を持ちましょう。