食欲と性欲は、ともに本能に根ざした欲求。脳内では同じ「快感中枢」を刺激するため、デートでこそ食べ物選びが大切になります！早速、「性欲が高まるOK食材・NG食材」をご紹介します。

◆性欲が高まるOK食材 牡蠣、チョコレート、アスパラガス、唐辛子 ◆ムードも壊すNG食材 にんにく（大量）、油っぽい揚げ物、重すぎる炭水化物

では、それぞれの食材がなぜ性欲を高めるのか？どんなデートシーンで取り入れると効果的なのか？をご紹介していきます。

▶︎デートで食べたい！ムラムラしてくる食べ物4選

「媚薬のような効果がある」「ムラムラしてくる」「性欲が高まる」と噂される食材は、実は科学的にも裏付けられた成分が含まれていることが多いのです。
ここでは、性欲アップが期待できる代表的な食材を4つ厳選し、なぜムラムラするのか？どうやってデートに取り入れるのか？までを詳しく解説します。

1. 牡蠣｜性欲といえばコレ！「海のミルク」でムラムラ上昇

牡蠣は古代ギリシャ時代から「媚薬」として扱われていたほど、性との関係が深い食材です。

・亜鉛が豊富：精子の生成や性欲ホルモン（テストステロン）の合成を助ける
・D-アスパラギン酸：性ホルモンの分泌促進、活力アップ
・タウリン：疲労回復効果で夜も元気に

【デート活用アイデア】
・おしゃれなオイスターバーでワインと一緒に楽しむ
・冬場なら個室のある料亭で牡蠣鍋をシェア
・気取らず串カツやカキフライでカジュアルに

“海のミルク”とも称される牡蠣は、見た目の官能性もあり、食べている姿そのものがムードを演出します。

2. チョコレート｜恋愛脳を刺激する甘い媚薬

チョコレートに含まれるフェネチルアミン（PEA）は、恋に落ちたときの高揚感と似た脳内反応を引き起こします。

・PEA：恋愛中と同じ脳波を誘発、ムラムラ感を高める
・テオブロミン：リラックス＆軽い興奮をもたらす成分
・抗酸化作用：健康にも美容にも効果的

【デート活用アイデア】
・ビターチョコを使ったカフェスイーツでさりげなく
・夜カフェやバーでチョコレートカクテルを注文
・話題のチョコレートレストランで一緒に甘くとろける体験を

「甘さ＝ご褒美」のイメージもあり、快感中枢をダイレクトに刺激するデザートです。

3. アスパラガス｜ビタミンEで下半身の血流アップ！

アスパラガスは、そのフォルムもさることながら、実は科学的に「ムラムラをサポートする野菜」です。

・ビタミンE：血流促進により性器への酸素供給がスムーズに
・葉酸：性ホルモンバランスの安定に貢献
・利尿作用：体のむくみを取り、軽快な身体に

【デート活用アイデア】
・前菜でグリルアスパラ＋温玉ソースをチョイス
・アスパラベーコン巻きで気軽な居酒屋デートにも
・ゆでアスパラをシェアする「間接キス効果」も演出できる

食べ方次第でセクシャルな雰囲気も引き出せる万能野菜です。

4. 唐辛子｜辛さが刺激！エンドルフィンで高揚感UP

唐辛子に含まれるカプサイシンは、体を温めるだけでなく、脳内麻薬といわれるエンドルフィンの分泌を誘発します。

・カプサイシン：血行促進・脂肪燃焼・快感増強
・エンドルフィン：ストレス軽減＆幸福感UP＝性的な開放感へ
・体温上昇：ムードづくりにも効果的

【デート活用アイデア】
・韓国料理（チーズタッカルビ、スンドゥブ）でシェアしやすく
・タイ料理や四川料理でスパイシーな会話と相性抜群
・汗をかくことで、相手の“本能的魅力”を引き出せる

「辛さ」と「快感」は脳内で密接にリンクしており、ちょい刺激のある食事がそのまま恋のスパイスになるのです。

▶︎避けたいNGフード｜ムードを壊す食材もある！

性欲を高める食材がある一方で、デートやロマンチックなシーンに不向きな“ムードを壊す食べ物”も存在します。知らずに選んでしまうと、「なんとなくムラムラしない」「会話が盛り下がる」といった残念な展開になる可能性も。
ここでは、避けた方がいい代表的な食材3つとその理由を、科学的根拠と体感ベースの両面から深掘りします。

1. にんにく（大量）｜香りは強力すぎる“逆媚薬”

・にんにくは、疲労回復や免疫強化に効果的な健康食材
・しかし、含まれるアリシンという成分が、強烈な臭いを発します
・口臭だけでなく、皮膚や汗腺からも匂いが出るため、体臭にも影響

特に接近戦が想定されるデートの後半では致命的。デート前には控えるのが賢明です。

【避けたいシーン】
・イタリアンでガーリックトーストを多量に食べる
・韓国料理でにんにく大量のサムギョプサルを注文

2. 油っぽい揚げ物｜満腹感と眠気が性的な気分を奪う

・唐揚げ、天ぷら、ポテトフライなどは食欲をそそる人気メニュー
・しかし脂質が多く、胃腸に負担をかけて消化にエネルギーを奪われる
・その結果、血流が内臓に集中→脳や性器への血流が減る＝ムラムラしにくい

食後に「眠い」「だるい」となれば、せっかくのムードも台無しになります。

【避けたいシーン】
・ビールと一緒に揚げ物メインの居酒屋デート
・夜遅くに揚げ物中心の定食やテイクアウト

3. 重すぎる炭水化物｜胃が重くて動きたくない…

・ラーメンやうどん、丼もの、パスタなどはお腹が満たされやすいが、糖質が多すぎると血糖値が急上昇
・血糖値が急激に上がった後に急激に下がると、眠気・倦怠感・集中力低下が起こりやすい
・さらに、膨満感やげっぷなどもムードを下げる要素に

【避けたいシーン】
・デート終盤に“しめラーメン”を提案する
・炭水化物中心のランチで午後に眠くなる

ムードを壊さない食事選びのポイント

ムラムラしたいデートのときには、以下の点に気をつけて料理を選びましょう。

◆ムードを壊さない食事選びのポイント ・においが強すぎる食材は避ける（にんにく、ネギ、キムチなど） ・脂っこすぎず、消化の良い料理を選ぶ（焼き・蒸し・グリル系がおすすめ） ・腹八分目を意識して、食後も体が軽やかになるようにする

ムードを高めるためには、「満腹」よりも「満足感」が大事。心地よい余韻が残る食事が、ふたりの夜をさらに濃密にしてくれます。

▶︎ムラムラと食欲は紙一重？「食べる」と「性欲」の意外な関係

「食欲」と「性欲」は、まったく別のもののようでいて、実は脳内の“快感中枢”を刺激するという共通点があります。
ですから、ムラムラする食べ物を選んでも、「どんなシーンでどう食べるか？」もとても大切です。

◆おすすめの食事シーンとポイント ・気取らず、楽しく、リラックスできる食事シーンを選ぶ ・会話が弾み、自然なスキンシップが生まれやすい場所に誘導 ・そのうえで、性欲を刺激する食べ物をさりげなく取り入れる

食欲と性欲は「快感」を共有する欲求

人間の脳には、報酬系と呼ばれる神経ネットワークがあります。これは、

・美味しいものを食べたとき
・恋愛やセックスで興奮したとき
・音楽や運動で高揚感を得たとき

などに活性化し、ドーパミンという快感ホルモンを分泌します。つまり、「美味しい！」という感覚と、「ムラムラする！」という感覚は、脳内ではかなり似た反応なのです。

食べている姿に宿る“性的魅力”

異性が料理を口に運ぶ姿を見て「なんだか色っぽい…」と感じた経験はありませんか？

・唇や舌の動き
・咀嚼のリズム
・一緒に味を共有するという親密感

こうした視覚的・感覚的要素は、食事そのものをエロティックな行為に変えることがあります。特にリラックスした雰囲気の中で食事をすることで、警戒心や緊張がほどけ、お互いを受け入れる準備が自然と整っていくのです。

食事スタイルがふたりの距離を縮める

お互いの関係性がまだ浅いとき、食事のシチュエーションはとても大切です。

⭕️ 近づきやすい食事シーンの例
・焼肉：手を動かしながらの会話で自然な距離感に
・鍋料理：ひとつの鍋をシェアすることで親密感アップ
・居酒屋：気取らない雰囲気で本音が出やすい

こういった食事は形式ばったマナーよりも「素の自分」を見せられるため、無防備さ＝信頼の証として相手に伝わります。

❌ 距離が縮まりにくいシチュエーション
・高級フレンチ：緊張感が強く、堅苦しい
・コース料理：一方向の流れで自由な会話がしづらい
・ノンアルコールの場：緊張がほぐれにくい

食事は“性”の前哨戦でもある

「食べること」は命を繋ぐ行為であり、同時に「快楽」に深く結びついています。それはまさにセックスと同じ構造を持っています。

・欲求が高まり、行動に移す
・共有体験によって親密さが増す
・満たされたあとの安心感

こうした一連のプロセスは、美味しいご飯のあとにベッドインが自然に繋がる理由を裏付けています。

▶︎まとめ：食べ物は快楽や親密さを育む

食べ物は、単なる栄養補給ではありません。五感を通じて快楽や親密さを育む“恋のツール”です。
今回紹介した牡蠣・チョコレート・アスパラガス・唐辛子は、いずれもムラムラ感を引き出し、ふたりの距離を自然に近づけてくれる食材ばかり。味だけでなく、見た目や香り、食べるシチュエーションまでがムードを演出してくれます。

一方で、にんにくや揚げ物、炭水化物などは、場面によっては“逆効果”になるリスクも。食後の状態まで計算した料理選びが、ロマンチックな夜の成功を左右します。
「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」も恋愛のテクニックのひとつ。食の力でムラムラを高め、ふたりの関係をもっと親密にしてみてはいかがでしょうか？