気になる女性とのデートが近づいてくると、何を話そうかと悩むこともあるでしょう。
男性同士だと会話が盛り上がるのに、女性との会話は盛り上がりに欠けると思う方も多いです。
なぜなら、女性と男性のコミュニケーションの考え方は異なっているからです。
女性と楽しく会話するには考え方の違いを理解しておく必要があります。
そこで今回は、男女におけるコミュニケーションの違いについてと会話が続かない原因、実際に楽しんでもらうコツをご紹介します。
会話が長続きしないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

男女のコミュニケーションの違いとは？

男性と女性でコミュニケーションの目的が異なります。
男性にとってコミュニケーションとは「意見や考え、用事を伝える方法」であって、目的を達成させるという利益のために行っています。
しかし、アドバイスや指摘などを求めておらず、「共感してほしい」「聞いてほしい」と思うのが女性の特徴です。
女性の会話を楽しむためには、コミュニケーションの違いについてしっかり理解しておきましょう。

女性との会話が続かない原因とは？

デート中に女性と会話が盛り上がらないのには、きちんと原因があります。
下記の原因を見ながら、自身の行動と当てはまっていないかを確認してみましょう。

女性の過去を詮索してしまう

会話を盛り上げようと思って聞いてしまいがちなのが、女性の過去です。
確かに過去にどのような恋愛をしていたのかは気になるところですが、過去について話したくない女性は多いです。
「いつから恋人いないの？」「なんで別れたの？」「元彼はどんな人だったの？」などと、取り調べのように質問攻めをするのは避けた方が良いでしょう。
特に初対面や知り合って間もない女性に対して、プライベートな質問ばかり投げかけるのはタブーです。
言いたくないことばかり質問されては、女性の気分もがた落ちになってしまいます。
たとえ過去の恋愛が気になったとしても、もっと親密になるまで質問をするのはやめましょう。

自慢話ばかりしてしまう

自分をかっこよく見せようと思い、仕事の成果や自慢話ばかり語る男性は多いです。
ちっぽけな人間だと思われないようにと自慢話などをしてしまいますが、女性はそれがビッグマウスだと気づいています。
大きく見せようとすればするほど、ちっぽけな人間だと思われてしまうでしょう。
自分やデートの評価ばかり気にしてしまうからこそ「かっこよく見えているか」「つまらないデートだと思われていないか」など、自分中心の考えになってしまうのです。
女性にどう思われているのかを考えるよりも、女性が今どのような気持ちかを気にするようにしましょう。

沈黙を気まずく感じてしまう

日本人の多くは、人との沈黙を気まずいと思い避けたがります。
会話に間があることを恐怖と感じ、話題を見つけるために必死になります。
しかし、あなたが思うほど女性は気まずいと思っていないことが多いです。
会話の間が一切ないデートは女性も疲れますし、間があるからこそのんびりと会話が楽しめます。
会話の間に耐え切れないからと「何か話さなきゃ」と慌てずに、少し休むことも大切です。
なぜなら、男性の余裕を魅せることができ、女性に安心感を与える効果もあるためです。
また、自分が黙れば女性から質問されることもあるので、沈黙があっても焦らずに余裕を持ちましょう。

もう困らない！女性に楽しんでもらえる会話のコツ

原因が分かったところで、実際に女性に楽しんでもらうためにも3つのコツを取り入れてみましょう。

女性の情報を聞き出そう

過去の恋愛を詮索するのはマナー違反ですが、女性の今について質問するのは大切です。
好きなスポーツや休日の過ごし方、おすすめのブランドなどを聞いておけば、次のデート先やプレゼントの候補もできます。
特に、食べ物ネタは鉄板です。
「好きな食べ物は何？」と聞けば、「食べてみたいからおすすめのお店教えて」や「俺も好きだよ！美味しいよね」と話題を広げられます。
大切なのは、相手に語らせることです。
「あなたのことが気になるから教えてほしい」「もっと知りたい」という気持ちで、女性の今を聞いてみましょう。
また、「〇〇料理が美味しいよ」と言われてただ相槌を打つのではなく、5W1Hを意識することが大切です。
「いつ」「どこで」「誰と」「何を」「なぜ」「どのくらい」を盛り込むと、会話がより続きます。
「どこのお店がおすすめ？」「いつから好きなの？」「なんでその料理が好きなの？」と質問すると、しっかり話を聞いてくれると感じて女性も安心します。
質問してもどう返していいか分からない方は、5W1Hを取り入れましょう。

女性を褒めよう

会話に困ったらおすすめなのが、女性を褒めることです。
むやみやたらに褒めるのは避けた方が良いですが、彼女を観察して髪型や服装などを褒めるのが良いでしょう。
「すごいね」「かわいいね」でも女性は嬉しいですが、もっと喜ばせたいのなら「きれいな服だね。どこのブランド？」「髪の毛サラサラだね」などピンポイントで褒めましょう。
ただし、知り合ってまだ間もない女性に身体のことを褒めるのはやめた方が良いです。
「きれいな脚だね」「大きい胸だね」などと言うと、変な目で見られていると警戒されてしまいます。
また、褒めすぎもわざとらしく感じてしまうのであくまでも自然に褒めましょう。

リアクションはしっかりと！聞き上手になろう

男性は女性に比べて、リアクションが小さいと言われています。
あまりに小さいと「つまらないのかな」と思われてしまうので、女性の話にはしっかりリアクションしましょう。
例えば、「え！そうなの！？」「うわー！それは大変だ」など聞いている側のリアクションが大きいと、話している側も話していて楽しいと感じます。
突然大きくリアクションをとるのが難しい方は、笑顔で聞いているだけで十分です。
なんてリアクションしたらよいのかとオドオドせずに、女性の目を見て「そうなんだね」と笑顔で話すことから始めましょう。
真面目に話を聞いてくれているとわかれば、女性はもっとあなたと話したいと思うはずです。

今回は女性との会話のコツについてご紹介しました。
40代・50代の男性は落ち着きがあるので、聞き上手の方も多いでしょう。
しかし、女性によく見られたいという思いから自慢話や自分語りをついしてしまうこともあるかと思います。
女性に会話を楽しんでもらうコツは、女性の気持ちを考えることです。
これまでの経験を語りたい気持ちをぐっと押さえて、女性の共感欲と話したい欲を尊重してあげるのが大切です。
そうすることで自然と会話が盛り上がり、もっと一緒にいたいと思ってもらえるでしょう。