好きな男性のタイプを聞かれると、ほとんどの女性が「優しい人」と答えます。
しかし、いくら優しくしても女性からモテない、彼女ができない男性も多いです。
なぜなら優しさには「モテる優しさ」と「間違った優しさ」があるためです。
どんなに優しくしてもそれが間違っていれば、特別な人になるのは難しいでしょう。
そこで、大切なのが女性は何を求めているのかを理解することです。
モテる優しさと間違った優しさの違いを知って、本当の優しい男性へと近づきましょう。

間違った優しさとは？

相手を大切に思う優しさではなく、見返りやご機嫌取りを目的とした優しさでは女性の心は動かせません。
どんな行動が「間違った優しさ」に分類されるのか、具体的に解説していきます。

とりあえず謝る

喧嘩や言い争いを避けたいからとすぐに謝る方はいますが、時には自分の意見をしっかりと主張する必要があります。
例え自分が悪くなくても、機嫌を取るために「ごめんね」とまず謝る男性は多いです。
しかし、非がなくても謝っていると意志を持たない人だと思われてしまいます。
さらに「真剣に向き合ってくれない」「話し合う気が感じられない」と不信感を抱かせてしまうでしょう。
「嫌われてしまうかも」とあまり気にし過ぎずに、伝えたいことは伝えるべきです。
また、謝ることが口癖になっていると、女性がしてくれたことに対して感謝の気持ちではなく「ごめんね」と言っている可能性もあります。
謝るのが癖になっている方は、本当に謝らなければいけない時以外には言わないように気を付けましょう。

女性の意見に従う

女性の意見を尊重してあげたいという優しさから、デート時に「好きなところでいいよ」「選んでいいよ」とすべて任せる男性は多いでしょう。
しかし、多くの女性は自分で行きたい場所や食べたいものを選ぶのが苦手です。
また、何も意見を言われないと「デート楽しくないのかも」「どうでもいいのかな」とマイナスな印象を持たれてしまいます。
しかし、自分で行く先を選んで失敗するのが怖いと思う方は多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、2択の質問です。
「和食と洋食どちらが良い？」「映画館と水族館ならどちらが好き？」など、2つに絞って聞いてあげると女性も答えやすくなります。
そうすることで、優しさもリード力もある人だな思われイメージアップへとつながるでしょう。

他の男性に嫉妬しない

女性が別の男性について話していても嫉妬している様子を見せずに、余裕のある雰囲気を出す方は多くいます。
寛大な心を持つ余裕のある人がモテる思い込み、内心では嫉妬していても表にはだしません。
しかし、それは間違った思い込みです。
女性はわざと別の男性の話題を出して、男性からの愛を確認している可能性もあります。
確かに嫉妬ばかりするのはカッコ悪いですが、全く妬いている様子がないと「私のこと好きじゃないのかな？」と心配になってしまうでしょう。
感情の起伏がなくどんな時でも優しいと、つまらない人だと思われてしまう危険性もあります。
いつもは優しいけれど、別の男性の話をすると少し不機嫌になったり、「そんな話聞きたくないよ」と嫉妬したり、そんなギャップに女性はキュンとしてしまうでしょう。

モテる優しさとは？

続いてどんな行動が「モテる優しさ」なのかを解説します。
普段、自分がしている行動が正しいのか間違っているのかを確認してみてください。

女性を気遣う言葉をくれる

デート中にずっと車に座っている、または歩きっぱなしだなと感じたら「疲れていない？」と気遣ってあげましょう。
また、食事中に女性のグラスが少なくなっていたら、「次は何飲む？一緒に頼むよ」と先回りして声をかけてあげるのも効果的です。
出会ったばかりや知り合って間もない関係であれば、自分の要望や意見が言い出せない方は多いです。
そんな女性の気持ちを察して、こまめに気遣ってあげると「気遣いが上手な人」だと思ってくれるでしょう。
しかし、過剰な気遣いや心配は逆効果です。
心配だからこそ声を掛けてしまいがちですが、だからといって掛けすぎてしまうとうるさい人だと嫌がられるので注意しましょう。

彼女だけに特別優しい

女性は、好きな人からは自分だけ特別扱いをされたいと思います。
自分にだけ優しくしてくれる男性は、自分を好きでいてくれていると判断します
しかし、女性全員に対して同じ態度を取っていてはあまり特別感は感じられません。
特別扱いしてくれていると思っていたのに、別の女子にも同様な扱いをしているのを知れば、悲しい気持ちになってしまうでしょう。
例えば、出張や旅行のお土産を渡す際も、さりげなく他の人とは違う特別な物を渡すだけで女性は「特別扱いされている」と感じてくれます。
お土産がどのようなものであろうと、「私のために買ってきてくれたんだ」という特別感が女性を喜ばせます。
誰にでも優しい男がモテるのではなく、自分にだけ特別に優しい男性がモテるのです。

優しくエスコートしてくれる

女性をエスコートするのはデートマナーの基本ですが、相手の女性と知り合って間もない場合には特に行動を意識しましょう。
例えば、歩道を歩く時は自然に男性が車道側を歩き、段差があれば「段差あるから気を付けてね」と声を掛けてあげましょう。
また、別れた後もすぐに立ち去るのではなく女性が遠くに行くまで見送ってあげるのも良い方法です。
しばらく歩いてから後ろを振り返った時に、男性が手を振って見送ってくれていると「楽しいデートだったな」と余韻に浸ることでしょう。
さらに、その夜に「無事帰れた？」とラインやメールを送れば、ずっと心配してくれていたと知って喜んでくれます。

今回はモテる優しさと間違った優しさについてご紹介しました。
40代・50代の男性は、これまでの経験から女性の扱いを心得ている方は多いでしょう。
しかし、中には「どんなに優しくしても振り向いてくれない」「優しい言葉をかけても喜んでくれない」と悩んでいる方もいます。
男性から優しくしてもらって、嫌な気持ちになる女性はほぼいません。
しかし、より女性に喜んでもらうためには「特別感」が大切になってきます。
女性が求める特別感のある優しい男性になることで、女性から好意をもってもらえる可能性は高くなります。
今回ご紹介した行動を参考にしつつ、本当の意味で優しい男性を目指しましょう。